明日ちがう屋根の下

夫婦世界一周3年半の旅!73の国と地域へ訪問!大まかな旅路→フィリピン留学→オーストラリアワーホリ→NZからアラスカへ渡り陸路でアルゼンチン最南端ウシュアイアへ→南アフリカから陸路でエチオピア→キルギスから陸路でヨーロッパ→中東→南アジア→東南アジア→中国→韓国→帰国!

【ミャンマー】ヤンゴンからバガン行きの寝台列車は世界一

日本から親友たちが合流して、急ぎ足でヤンゴン市内観光して、16時の電車に飛び乗った!

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ヤンゴン

 

ヤンゴン駅は厳かで見応えのある建築で、旅を感じさせてくれる。駅の近くに売店があり、そこでビールとおつまみを買い込む。

 

なんたって、今日は寝台列車で個室。3年半ぶりに合流した親友たちとの宴に大量のビールはかかせない。

 

16時出発して到着は翌朝11時。この電車の良いところは、16時と日が暮れる前に出発するので景色を楽しむこともできる。一人27.5USDと値段も激安!

 

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寝台列車の個室

部屋はトイレ付き。エアコンは無かったけど、場所にもよるけど3月中旬は夜は少し寒いくらいだった。

 

起きている間は、酒盛りしながら景色を楽しんで、寝る時はシートをベッドにセットできる。意外とクッションもフカフカで快眠ができた。

 

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車窓から。

ミャンマー第二次世界大戦に日本軍が進軍した地であり、例のインパール作戦に向けて進軍した場所だ。ジャングルを抜ける大変な進軍であったと記事で読んでいたから、荒野が続いていて意外だった。

 

地図で見てみると、ジャングル地帯はもっと北東の方であった。ミャンマーは乾燥地帯も多く存在するようだ。

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バガン

さて、19時間の長旅を終えてバガン駅に辿り着いた。駅の外に出るなり、お馴染みのトゥクトゥクのお出ましだ。いつもなら値切るところだが、ミャンマー人はそんな値段をふっかけたりはしない。純粋なミャンマー人に値切りもしにくいのだ。

 

宿でチェックインするなり、まず我々が向かったのはレンタル電気バイク屋さん

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バガン遺跡はレンタル電気バイクに限る

1日レンタルで1台約650円。バガンはこれがないと始まらない。バガン遺跡は数千にもなるパゴダ(仏舎利塔)が存在し、小回りの利くバイクは観光にうってつけなのだ。

 

取り急ぎバイクをレンタルし、早速お昼にした。

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ミャンマーのカレーのようなもの

さて、観光に出発。いくつかガイドブックに掲載されているパゴダを回ったり、適当にブラブラしていて良さそうなパゴダに入ったり。

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夕暮れになると遺跡がオレンジ色に染まりだす

夕陽をどこで見ようかと、ブラブラしていると一人のミャンマー人と遭遇した。絵売りのようだ。僕たちを見るなり、僕らが夕陽を見るスポットを探していることを察知して、「いいところがある。ついてきて」とミャンマー人の優しさには自然と吸引力があり、言われたままについて行った。(近くにいた中国人2人組みもついてきた(笑))

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名も無きパゴダからの夕陽に黄昏れる

そのミャンマー人は本当にシークレットな誰もいないパゴダまで案内してくれた。本当にいい人だ。絵を売りたそうではあるが、かなりあっさりしている。これがまたミャンマー人の良い人ぶりが窺える。

 

親友が絵を1枚購入。今でも部屋に飾ってあり絵を見るたびに、彼を思い出すそうだ。そうそう、彼の名はモモ。ニックネームだろうか。

 

我々4人は、西に沈んでいく夕陽をぼぅっと眺めながら、ゆっくりと流れる時間を贅沢に堪能した。

 

夕陽が落ちたら暗くなる前に、レストランへ。

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宿の近くのレストラン

安いから色んなおかずを頼んで、バガンビールで乾杯。何と贅沢なことだろう。バガンはもちろん、この国には必ずいつか早めに戻って来たいといつも思ってる。壮大な遺跡をレンタルバイクで自由に走って、お気に入りのパゴダで夕陽を気のすむまで眺め、お腹が空いたらレストランで乾杯をする。極めつけに人々は優しく、居心地も良い。そして、激安なのだ。

 

こんな素晴らしい国に、1年に1回来れたらどんなに幸せだろうか。家族や親友を連れてきたい。

 

そんな日が来るように、必ず来るように、日々頑張るしかないかな。