明日ちがう屋根の下

夫婦世界一周3年半の旅!73の国と地域へ訪問!大まかな旅路→フィリピン留学→オーストラリアワーホリ→NZからアラスカへ渡り陸路でアルゼンチン最南端ウシュアイアへ→南アフリカから陸路でエチオピア→キルギスから陸路でヨーロッパ→中東→南アジア→東南アジア→中国→韓国→帰国!

世界一周への諸手続き

世界一周(留学、ワーホリ含め)するにあたり、出国する前に必要な手続きを紹介します。世界一周と言っても、人によって置かれている状況は異なりますので、あくまで我々夫婦の状況を踏まえて説明します。

※前提条件

留学:半年

ワーホリ:10カ月

旅行:2年

海外転出届け提出(住民票を抜く)

海外渡航中に不必要な税金(住民税)を払う事を防ぐために、海外転出届け、所謂、住民票を抜く必要があります。最寄りの区役所などが窓口になります。住民票と国民健康保険はセットになっていますので、住民票を抜くことは国民健康保険から脱退することになります。従って、海外保険に入りましょう。(次の項目で説明)

住民票を抜くタイミングはとっても大切になります。12月31日までに(役所が開いているのが28日頃まで)住民票を抜かないと、海外渡航中にも住民税を支払続けないとなりません。我々は会社勤めだったので、前年の所得を前提に毎年6月から課税されていました。(個人事業主やその他の方々は別のルールがあるかもしれません)つまり、我々の場合は、2015年12月末に海外転出届けを提出したので、2016年1月~5月までの5か月分は一括で支払、6月以降は支払をしなくて済みました。仮に提出が1月以降になった場合、2016年6月から2017年5月までの1年間、住民税を支払うこととなります。

※住民票を抜く際の注意点!!

①病院、歯医者が高額となる。

②クレジットカードが作れなくなる。

住民票を抜いても日本に滞在は問題なくできますが、上記を済ませてから実施しましょう。我々は、歯医者には相当気を使いました。虫歯の治療、親知らずの除去、そして定期クリーニングに通院しました。渡航中に海外で歯医者に行きたくないと考えるのは多くの方が同じ意見だと思います。高い、痛い(想像)といいことなしです。海外保険にも海外の歯医者治療はカバーされていません。そして、国際キャッシュカードも早めに動いて下さい。海外渡航中にこのカードは不可欠です。(別項目で詳細を説明)

国民年金の継続加入or未支払

こちらは任意加入となります。住民税を抜くことで自動的に脱退となります。従って、加入したい場合は、区役所に相談してください。遠い未来の年金の受給額をどう捉えるべきか、しかも3年支払くらいでは大差ないとの事でしたので、我々は加入していません。

海外保険加入

世界一周のように点々と場所を移動する場合は、加入できる保険が限られます。我々の知る限り、一年以上海外を旅行する場合は、金子秀人損害生命保険事務所のみ扱っています。従って、我々は選択の余地は無くここに決めました。残念ながら、2015年10月以降、保険料は一気に跳ね上がっています。我々もその影響を受けました。1年間2人で414,460円です。我々は3年3カ月渡航予定ですので、合計130万円以上が保険代となります。しかし、保険無しで旅をすることは自分たちだけではなく、もし万が一の事態に家族にも損害を与える可能性がありますので、我々は保険加入を必須と考えています。少し体調を崩すことや、乾燥肌、虫刺されなど、保険があれば躊躇いなく病院に行けるので便利です。また、盗難、飛行機遅延など日本では起きそうにないことも、海外では何があるか分かりませんので、決して無駄にはならないと思います。

国際キャッシュカード

我々は福岡銀行のアレコレカードとアメックスの2枚を渡航用に作成しました。当初、楽天VISAデビットを持参予定でしたが、申請が遅れ間に合わなかったので私の地元福岡でアレコレカードを作成しました。簡単に特徴を記載します。

福岡銀行アレコレカード(VISA)

年会費:初年度無料 2年目以降1,350円

手数料:108円(引落毎に発生)※手数料に加えて、VISA規定の換金レートがかかります。また、ATM独自の手数料がかかる場合があります。フィリピンでは一度に200ペソ(2016年当時1ペソ2.3円ほど)の手数料を取られました。

引落限度額:10万円 上限が10万円となります。ATMで引落後、VISAが処理後3営業日後に所定の口座から引落されます。口座引落後、限度額は10万円まで復活します。フィリピンでは1週間ほど引落できなくなりましたので、地域により差が出るかと思います。

予防接種

我々が接種した注射は以下となります。

住居解約

賃貸契約書によるかと思いますが、1ヵ月以上前が基本だと思います。

引越し(荷物運搬)

我々はコスト削減のために友人たちの力を借りて自力でしました。2トントラックをレンタルし、台車は購入。2人の荷物を妻の実家へ運搬。知り合いの長期旅行者はコンテナに預けているようです。

留学先確定

我々を含め、世界一周前に語学力を上げたいという方は増えていると聞きます。現に、同じ語学学校に我々と同じく、世界一周夫婦がいました。世界一周前に語学力を上げたいけど、英語圏への留学は高額でとても。。という方にはフィリピン留学はうってつけだと思います。我々夫婦はフィリピンの北部バギオという小さな街の語学学校に6か月間通いました。結論、間違いなかったです。6か月間英語漬けで英語の基本ができたこと、フィリピン人との交流も忘れられない思い出です。是非、本格旅行前に検討してみてはいかがでしょうか。

フィリピンの語学学校は無数にありますし、早目に比較検討をすることをお勧めします。我々は渡航の7,8カ月前から動き出しました。我々はフィリピン留学専門のフィルイングリッシュに依頼しました。担当者は親身になって相談に乗ってくれますし、割引対応もあります。

※語学学校の詳細については、以下リンクより詳しく記載しています。宜しければご覧ください。

ashitachigauyanenoshita.hatenablog.com

ワーホリビザ申請

我々はオーストラリアで10カ月ワーホリビザで就労していました。ビザは承認までに1週間ほどかかりました。申請はオンラインです。特に難しい項目はありませんでしたが、我々はフィリピン滞在中に申請したので、健康診断受講を依頼されるかと冷や冷やしていましたが、問題なかったみたいです。承認日から1年以内に入国すればビザに問題ありませんので、日本滞在時に申請をすることをお勧めします。

※ワーホリについての記事は以下から参照いただけます。宜しければご覧ください。

ashitachigauyanenoshita.hatenablog.com