僕たちはやっぱり山派かな【エッラ(Ella)】
フィリピン留学時代にフィリピン人の先生から言われたこと。韓国人は海に行き、日本人は山に行く。長年留学先の語学学校で働いていたおばちゃん先生がキッパリと言っていたが、やっぱり日本人は山派が多いのかな。僕たちも完全山派で、ビーチは滅多に行かない。スリランカでも自然と山岳地帯の観光地に惹かれて、もともと予定していなかったエッラ(Ella)という街に行くことにしたのだ。コロンボの宿で同じドミトリーだったイギリス人のジェームスと話していた時に、エッラがツーリスティックではなくてのんびりしていて良かった!と聞いたので、行ってみたくなったのだ。
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今回のスリランカの旅はジェームスの助言に大きくお世話になっている。彼から紹介されたキャンディの宿も最高だった。やっぱり口コミってすごい大事。
今回キャンディ→エッラと鉄道で行くのだが、宿主からある助言をもらっていた。
キャンディから大勢の人が乗るため、キャンディの一つ前の駅(Peradeniya)から乗車して、キャンディで乗客が下りたところを狙って座った方が良い。
この助言に従って、トゥクトゥクでPeradeniya駅まで直行。(800ルピー約480円)。7時には駅に着いたが、チケットの販売は8時からとのことで駅のホームでのんびりしていた。
7時30分頃にチケットオフィスに行くと欧米人観光客が7,8人列を作って並んでいる。8時少し前にチケットブースに駅員が来て販売開始。3等席のチケットを購入。一人170ルピー(約108円)※チケットには130ルピーと記載しているが、実際の金額は170だった。それにしても安い・・・約7時間のるんやけど・・・スリランカの物価の安さは驚きの連続だ。
チケット買う時に前に並んでいた欧米人観光客たちが揃って二等席を購入している(300ルピー)。2等席は2日前、コロンボ駅のチケットブースで売切れと言われたはずだ。駅員さんに確認したところ、1等席~3等席の違いはこうだ。
1等席・・指定席、A/C、事前予約可
2等席・・自由席、ファン、チェア、当日販売のみ
3等席・・自由席、ファン、フラットシート、当日販売のみ
コロンボで確認にミスがあったようだ。2等席は売切れではなく3等席とどうように自由席なのだ。
Peradeniya駅に8時30分、時刻通りに電車がやってくるなり、僕らの顔は引きつった・・・溢れんばかりのスリランカンたちが電車のドアからはみ出しているほど大混雑!ギュウギュウ詰めの中、キャンディで大量に降りるだろうと腹をくくっていたが、キャンディで大勢下車したものの、席は全く空かなかった・・・7時間立ちっぱなしは辛い。幸いファンもフル回転で暑くはなかったが電車の旅は座れて車窓からの美しい景色を見てようやく楽しいと言えるのだ。このままでは通勤列車と一緒だ。
スリランカンたちは途中の駅でポツポツ降りていき、2時間後には奥さんが座れ、5時間後・・・には僕もようやく座れた。長かった。
電車はこんな感じの車体。
もし席に座れなかったら、乗車口の床に座って景色を見るのが良いと思う。ここも競争率が高いと思うけど。
スリランカも子供がいっぱい。
田舎の駅はのんびりしていて好きだ。電車もそうとうのんびりしている。
物売りの人たちもいるが、そんなに多くはない。
お茶畑のようす。今日は霧が出てて噂に聞いたような絶景は取れなかった。
車内には頻繁に物売りがくる。ナッツ、キリテ(ミルクティー)や下の揚げパンみたいなものがあった。揚げパンみたいな食べ物は「コリコーリ」のような発音だった気がするが確かではない。可も不可もなく・・・それとマンゴー、パインも売っていた。
ようやくエッラに到着(15時55分)!!ふー疲れた。地元民はほとんど道中で降りたようで、エッラはほとんど観光客しかいない。特に欧米人から大人気の街のようだ。(そもそもスリランカが欧米人観光客が主)
今回の宿は送迎付き。髭モジャのスリランカンが大きな車で迎えにきてくれた。宿主だ。車は山道をグイグイ駆け上がり、約4キロ離れた山道まできた。マップスミー(オフラインマップ)で登録されていた場所と2キロ以上も乖離があり驚いたが、ド田舎の静かなエリアで割と好きだ。
今回のホステルはこちら。
Elite hostel
一人6USD/泊 ドームルーム Wi-Fi(快適) バスルームはドームルームに併設
ド田舎だが、徒歩3分のところにレストランあり。
いつものチキンカリー(以下写真)、野菜カリー(写真無しだが、以下の写真にチキンがないだけ)とお茶のポットを注文。(750ルピー(約450円)量が少し少ないがおいしかった。ビールもここで買えるが、ライオンビール(500ml)が400ルピー(約240円)と超高額。(キャンディでは180ルピーだった)
宿のすぐ側の売店でスナックやジュースも買える。
宿はドームルームが二部屋しかなく、他のゲストも二人しかいない。宿主の髭モジャ君は一つのドームルームに押し込まず、僕らが夫婦ということでもう一つのドームルームに入れてくれた。誰もいないのでプライベートルーム化した!スリランカンはやっぱり親切だ。
髭モジャ君の友達もホステルに来てたが、フレンドリーで優しく観光名所なども喜んで教えてくれる。今回の宿も当たりのようだ。部屋も綺麗。
髭モジャ君は絶妙なタイミングでこう切り出した。明日モーターバイクレンタルする?ここから借りれるように手配するよ。8時でいい?
何て容量の良い男だ。それをこれから聞こうと思っていたんだよ髭モジャ君。
もう一つ良いことがあった。他のゲストの一人がタイ人だ。世界旅行中にタイ人に会うことは稀である。夫婦ともにタイ料理好きな僕らは、タイ人と聞くだけで響きが良いのだ。今までに会ったタイ人たちも良い人ばかりだったこともある。
それでは、明日8時にモーターバイクをよろしくね。髭モジャ君。
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