明日ちがう屋根の下

夫婦世界一周3年半の旅!73の国と地域へ訪問!大まかな旅路→フィリピン留学→オーストラリアワーホリ→NZからアラスカへ渡り陸路でアルゼンチン最南端ウシュアイアへ→南アフリカから陸路でエチオピア→キルギスから陸路でヨーロッパ→中東→南アジア→東南アジア→中国→韓国→帰国!

寝台列車で怪しい男?をかわし、インド最南端の街カニャクマリへ【SIM購入情報あり】

2019年1月19日17時15分ぴったり、チェンナイのエグモア駅を発車した電車は朝6時20分、驚くことに終点カニャクマリ駅にぴったんこカンカンに着いた・・・インドは日本以上に正確なのか?

チェンナイとカニャクマリはこんな位置です。

電車の中に怪しい男がいた。同い年くらいだと思うが(30前後)、どこからともなく現れてインド訛りの英語で色々質問してきた。インドが初めてか?インドの前はどこにいたのか?これからどこに行くのか?日本で何の仕事してるのか?などなど、矢継ぎ早に質問してくる。初めはただ純粋に外国人に興味があるのかと思っていて、こちらも現地の人との交流を楽しもうとしていたが、彼の質問内容が何か変だった。

カニャクマリの宿は予約している?」予約していると言うと、

「何ていうホテル?」念のため、覚えてないと伝える。ホテルの滞在先を伝える必要はない。彼はカニャクマリが地元とのことなので、ホテル名を聞くのはそこまで不思議ではないとは思った。

「でも予約してるんだよね??いくらくらいのホテル?」何だか妙だ。僕らが金持っているか確認しているのか・・・ブッキングドットコムで5ドルくらいのところと適当に伝えた。

「駅から近い、遠い?」分からないと迷惑そうに答えた。

すると、彼はブッキングドットコムで宿を探し始めるではないか・・・しかもグーグルの検索履歴が残らない検索方法で。(奥さん観察)

この兄ちゃんは怪しい!!完璧に黒とみなした。この後、兄ちゃんは、

「明日の朝ごはん一緒にどう?南インドの料理を宿まで持っていくよ。」この時彼は3人用のシートにも関わらず、僕の隣のオジサンが立ちあがったタイミングで隣に座ってきた・・(笑) 正直悪そうな人には見えないが、これまでの流れから全く信用できないので、朝は疲れてるから寝ると伝えて断ると、

「そっか・・午後は地元の祭りの手伝いがあるから無理だしな。分かった。」と自分の席へ戻っていった・・・その後こちらに近づくことはなく、大人しく自分のベッドで寝転がっていた。

旅人情報では、南インド北インドのように人がすれていなく優しいと噂だ。インドの悪い噂は「北インド」の話しで「南インド」の話しではない。この兄ちゃんは悪い人だったのか?は分かるすべはないが。しかし、朝食を作って宿まで持ってきてくれるという提案は新しかった。この人が悪い人だったら、朝食に睡眠薬でも入れるのだろうか・・・

それはともかく、駅を出るなり今日の宿へ向かう。下の写真はカニャクマリ駅。

駅から500メートル大通りを北へ行き、養鶏場の手前の小道を左へ50m。カニャクマリでの宿、Rehoboth Home stayに着いた。

宿泊費一泊:590ルピー(約944円)部屋:プライベート(3人用ベッド)バスルーム付き Wi-Fi:無し ファン付き

部屋、バスルームとも綺麗で居心地が良い。共用スペースはなく、アパートの1室のような感じ。他のゲストと交わることは無い。受付のオジサンたちは気さくで優しかった。

南インドのホテルは24時間制を導入している。このホテル(ホームステイ)も同様で、朝7時30分に部屋に入ったので、翌日7時30分までに出るように言われた。

宿の管理人の一人。マイケルさん。あだ名なのだと思うが、外国人観光客がほとんどいないカニャクマリであだ名が必要なものか?キリスト教なのかもしれない。因みにインドのキリスト教はイギリス植民地時代に布教された訳ではなく、遠い昔に伝わってきたらしい。

朝ごはんは宿の近くの食堂で。

お馴染みのミールス(定番の南インド料理)。70ルピー(約102円)

朝食後、SIMカードを買おうとAirtel、Vodafoneと書いてあるお店をひたすら回ったがどこの店員も

「外国人には売れない」

と一点張りで拉致があかなかった。聞いてみると去年くらいまでは外国人にも売っていたらしいが、売れなくなったらしい。何かの規制が入ったらしい。空港でしか買えないとのことだ。最終的に宿の近くの携帯ショップでなぜか売ってくれた。どうみても中古のSIMカードだが売ってくれるなら・・・

サービス内容:350ルピー(約560円)28日間利用可能、1日1.5GB、電話、SMS利用し放題。

パスポートを渡すと、3分くらいで設定してくれて使えるようになった!日本人のブログや地球の歩き方に、接続には時間がかかり、SIMカードを入れてから約2時間から1日かかることもあると記載されていたから、その速さにびっくり。

 

カニャクマリと言えば、サンセットとサンライズが有名。インドの最南端にあるこの街だからこそ、海から出てくるお天道様、海に溶けていくお天道様を見れる唯一の場所なのだ。ヒンドゥー教の聖地にもなっていて、インドからの観光客が多い。逆に、我々のような外国人観光客がすごい珍しいのだ。街を歩いても現地の人しかいない。たまにヨーロッパ人を見るくらい。

トゥクトゥクでサンセットポイントまで行った。車両の場合だけか、入場料10ルピー(約16円)支払った。

外国人観光客の気配はない。多くのインド人がサンセットを眺めてのんびりしていた。この太陽の方角は、中東やアフリカになる。ちょっと前まで、そこにいたと思うと何か不思議な気持ちになる。次はいつ行くのだろうか。楽しみだ。

サンセットも満喫して陽も落ちたところでお腹が空いてきた。街の中心地に戻り、レストランを探していると賑わっているレストランを見つけた。よし!ここに決めた!

こんなところに日本人!!!レストランに入るなり、日本の方々が3人いてびっくり。ほとんど観光客がいないカニャクマリで、同じ店に僕らをいれて日本人が5人もいるのだ。

今日のディナーは、ビリヤニとシュリンプの唐揚げ!!海が近いからそりゃあるだろうけど、インドでエビが食べれると予期してなかった分嬉しい!値段はビリヤニ120ルピー(約192円)、エビの唐揚げ160ルピー(約256円)、チャイは確か15~20ルピー(約24円~32円)。エビは結構高い・・(写真左下)

インド最南端の街カニャクマリで、日本人が5人も揃うという偶然で話しは盛り上がった。埼玉から来ているご夫婦の方は毎年冬の間チェンマイに住んでいて、今年は3月末くらいまでいるということだ。会いに行かねば!!!

インドにいながら既に、タイに行くのが楽しみになってきたのだった。いつも思うが、タイという響きは僕らにすごい良い印象を与える。今まで会ってきたタイ人は親切だったし、タイで住んでいる日本人、タイに長く滞在している日本人もみな魅力的なひとたちなのだ。もしかしたら、、、タイに呼ばれているのかもしれない。(笑)

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