明日ちがう屋根の下

夫婦世界一周3年半の旅!73の国と地域へ訪問!大まかな旅路→フィリピン留学→オーストラリアワーホリ→NZからアラスカへ渡り陸路でアルゼンチン最南端ウシュアイアへ→南アフリカから陸路でエチオピア→キルギスから陸路でヨーロッパ→中東→南アジア→東南アジア→中国→韓国→帰国!

ホンジュラス~中米一番のカオス~

エル・サルバドルでは入国前に想像していた怖いイメージとは異なり、平穏で優しい国民に癒された。隣国のホンジュラスにも期待を寄せながら、新しい出会いを楽しみにしながら、橋をゆっくりと歩いて国境を越えた。さて、世界一周9ヶ国目に突入だ!

※2017年10月1日に入国

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ホンジュラス基本情報

国名:ホンジュラス共和国(Republic of Honduras)

国旗の由来:諸説あるが、1502年にコロン(コロンブス)がこの地に船で上陸しようとしたが、碇が海底まで届かなかったことから、オンドュラ(スペイン語で深いという意)と名付けたことが始まりらしい。(ホンジュラスは英語発音で、オンドュラスがスペイン語表記)

首都:テグシガルパ

人口:約911万(2016年時点)

言語:スペイン語公用語)、カリブ海側の黒人や原住民の言語も存在する。(ミスキート語、ガリフナ語)

民族:ヨーロッパ系・先住民混血91%,その他9%(先住民6%,アフリカ系2%,ヨーロッパ系1%)

宗教:カトリック教(一部プロテスタント)※憲法上は信仰の自由を保障

通貨:レンピラ(Lempira)1レンピラ≒4.81円(2017年10月時点)

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野球帽のプチ詐欺師登場

税関に向かって歩いていると、中年痩身で野球帽のようなキャップを被っているオッサンが近寄って来て、勝手に案内をはじめた。国境にはこういう輩がよくいる。この時は、まだ我々もこういう輩に慣れていなかったため、何となく相槌を打ちながらオッサンを振り切れずに税関に着いた。数ドル(2,3USDだったと思う)の入国税を支払い、次の目的地ティグレ島を目指そうとしていたが横には野球帽のオッサンが付きまとってくる。

「どこへ行くんだ?」

「ティグレ島行くためにコヨリト(船乗り場がある村)へ向かうよ」

「コトリト行きのバスは今日はもう無い。乗換地点のサン・ロレンソという街で1泊するしかない。明日の朝一にコヨリトへ向かうんだ。」

この手の輩は平気で嘘をつくことは想像に難くはないが、若干心配になりチキンバスのドライバーの方に向かうと、オッサンが我々の前にササっと出てドライバーに話しかける。そしてオッサンは、

「いいニューズがあるぞ!サン・ロレンソからコヨリトまでのバスは16時が最終で(現在15時過ぎ)、今から行くと間に合わないが俺がドライバーにこのバスと連絡するように取り繋いでやった。運賃は60レピンス(約289円)だ。」

と手を出してくる。ネットの記事には30レンピラ(約145円)と書いてあったし、客引きにお金を出すのはおかしい・・自分でドライバーに払うと伝えると、オッサンはふ~とため息をつき、

「オッケー、マイフレンド。もういくぜ。」

と言いながら、その場を離れない。無視していたが、こっちを見続けているオッサンに根気負けして、

「なに?」と言うと、

「お礼はないのか?お礼は?俺がこのバスを取り次いでやったんだぞ」

あほか!!!!っと笑いそうになったが(バスを調整したというのも嘘だろう。)こらえて「ペルドン(ごめんね)」と言うと、渋々バスから出て行った。バスはその後、数分もしたら出発し国境をあとにした。やがて係員が集金にやってきた。金額は、やはり30レンピラだった。あのオッサンはあのプチ詐欺が本業なのだろうか・・そもそもそんなに我々のようなバックパッカーがあの国境が多く通るのか・・・その少ない旅人の中でどれくらいの人たちから騙しとれるのだろうか・・何か切なくなった。普通に働いた方がよっぽど儲かるのでは?と思ったりもするが、その働き口がないから物売りが多いのだろう。そして、物売りに嫌気がさして旅行者から小金を巻き上げるようになったのかもしれない。

それにしても、騙そうとしているオッサンを誰も止めようとしない。ホンジュラスだけのことではないが、オッサンが騙していてもドライバーも周りの乗客も知らんぷりだ。オッサンの獲物には誰も触れてはいけない。彼の客だ、っとそんな感じで捉えているのかもしれない。詐欺を黙認している国民性が、少し残念だ。

国境からの移動~ティグレ島へ~

ウザいオッサンはいたが、国境を離れると景色はとても平和だ。山を切り開いたような道をバスは風を切って進んでいく。目的地のサン・ロレンソに着く前の交差点でドライバーは「ここで次のバスを待つんだ」と降ろしてくれた。

残念なことに、あたりはゴミが散乱している。エル・サルバドル(スチトトはゴミ一つなかった)のゴミ状況がどのような状況だったか確かな記憶はないが、ホンジュラスは特にゴミが多かったと記憶している。

困ったときの日本のアニメ

我々と同じタイミングで3人の若い兄ちゃん(中・高生くらいの顔立ち)も降りた。目が合ったので、コヨリト行のバスはここで待てばいいのか聞くと、同じバスに乗るらしい。彼らをあてに待つことにした。15分くらいたったあと、別のチキンバスはやってきた。バスはアメリカのスクールバスのお下がりのようだ。黄色い車体で、横側には「スクールバス」と書いてある。後ろの方の席に座ると、一緒に乗込んだ若い兄ちゃん3人組が近くにいた。

彼らはチラチラこっちを見ては、ニヤニヤしている。すると、一人近くにやってきて話しかけてきた。しかし、何を言っているか分からない。恐らくどこに向かっているかと聞かれたので、「ティグレ島に行くよ」と言うと、ケラケラ笑っている。なんだかよく分からないが、からかわれているかと思ったら、そうではなかった。「日本から来た」と言うと、ドラゴンボール、ナルト、遊戯王やその他漫画の名前を大声で言って喜んでいた。ドラゴンボールかめはめ波!!」で盛り上がった後に、「マカンコウサッポウ!!!」は通じなかったが、何となく盛り上がってはいた。(笑)アニメの会話に語学力は必要ない。(笑)

この時の僕のスペイン語は会話できるレベルではなかったが、分からないと言うと一生懸命伝えようとして頑張ってくれて何となくだが、会話が成立していた。(何日ティグレ島に滞在して、次はどこに行くのか、彼らの2人が高校生で、最年少は中学生で、みたいな簡単なやりとりなど)

彼らは途中の村?暗くて良く見えなかったが、コヨリトに着く前に降りて行った。元気な彼らとの交流はとても楽しくバスはあっという間にコヨリトに着いた時には、既に日は沈んで夜になっていた。バスを降りるなり、水辺の方に進んでいくと何艘か船が並んでいた。少し気になったのは、機関銃を持った兵士が数人警備をしていたことだ。コヨリトは西にエル・サルバドル、東にニカラグアの国境が目と鼻の先で、国境警備を厳しくしているのかもしれない。

ティグレ島~期待を寄せたが・・・~

ボートは3艘あり、他のお客さんが乗っているボートとは別で二人だけ乗せられ出発した。暗闇で少し不気味だが、10分くらいでティグレ島の港に着いた。

コヨリト→アマパラ 費用:約40レンピラ 所要時間:約10分

既に20時を回っていたと思うが焦ることはなかった。桟橋から村に向かう道には子供たちがサッカーボールを蹴って遊んでいたし、オッちゃんたちが外で寛いで世間話をしているところを見る限り平和そのものだった。

出た!!中国人いじり!!いやアジアいじり!!

宿を探している時に村の中を歩き回っていた。宿探しは苦戦した。意外に高いのだ。前夜まで泊まっていたスチトトは1泊10USDと安かったため、尚更だ。Maps meでチェックした宿の方に歩いていくと、前から4,5人の小・中学生くらいの子供達が反対方向から歩いてくる。いつものように、「オラ!」と言おうと顔を向けると、

なんと中国語っぽい発音で訳分からないことを笑いながら奇声のようにあげているではないか!!

誰かの記事でホンジュラスでは中国人、中国人とバカにしてくると見たことがあったが、実際に対面してショックを受けた。宿も値段が合わずに引き返すと、広場には子供達がたまっていた。嫌な予感がしたが、ガキごときにビビるものかと敢えて、近くを通ると、

「チンタオ!(おそらく青島ビールのこと)ニーハオ!シェンシェイ!」ガハハハと今度は知っている中国語を並べて盛り上がっている。完全無視を突き通していると、中国人じゃないと思ったのか「ありがと!」と声がした。初めての中国人いじりに免疫がなかった僕らは、日本語も無視して広場を抜けて行った。単語自体は悪口ではなく、むしろ好感的だが雰囲気は違う。正直、ムカついたが、外国人と接することが無い島人のしかも子供たちのコミュニケーションの仕方だったのかもしれない。まあ、雰囲気からしてからかっているのだろう。

宿情報 

ホテル名:Apartamentos Atardecer en Amapala

宿タイプ:プライベート(シャワー、トイレ付) 費用:400レンピラ(2,000円弱)/泊 設備:キッチン無し、Wi-Fi有り ホットシャワーかどうか覚えていない。宿は綺麗。エントランスは鉄格子でしっかりセキュリティされている。

港に夜着いてから、400レンピラを目安に探したがなかなか見つけられなかった。通りすがりの上半身裸の兄ちゃんが宿情報を教えてくれたが、400レンピラ/泊で泊まれる宿は無いと言われた。今回泊まった宿も初めは500レンピラと言われたと記憶しているが、400まで値下げしてくれた。因みに2泊するから350にまけてくれとお願いしたところ、ムリよ!っと怒ってしまった。(笑)

※写真は宿の女将と。値下げした後、お金を払うまでムスっとしていた。お金を支払ったあとようやく笑顔が戻った。値切りにも限度があるということだ。

やっぱりネットの情報を頼り過ぎてはいけない

今回ホンジュラス訪問にあたって、どこに行こうか迷っていた。正直ホンジュラス南部は隣国エル・サルバドルとニカラグアに挟まれていて、距離も約140キロでニカラグアへ行く事もできる。しかし、せっかくホンジュラスへ入国するのにどこも観光しないのは何か物寂しい。そんな時ブログを読み、彼らの訪問したティグレ島に行ってみようと思ったのだ。ニカラグアに行くまでの経由地としては、そんなに遠回りでもなく、島も安全で良かったのだが、正直、我々にとって良いところがなかった。雨季だったことも大きく影響した。島に滞在した2日間、だいたい雨。島は観光地化があまり進んでいなく、レストランに限らずお店自体が少なかった。レストランは店員の態度も良くなく、不愉快にもなった。確かに平和ではあったが、何か物足りない。売店には商品自体が少なかった。島民は質問すればちゃんと回答してくれるし、フレンドリーではないものの悪い印象は無いのだが、出会いを求める旅人としてはやはり物足りない感があった。(僕が求めすぎなのが悪いのだが・・)

今回、言いたかったことは、目的地を安易にブログに頼って決めない方が良いということだ。現地の人との触れ合いは出会う人や、タイミングによって変わるし、気候も季節によって大きく異なる。僕はとそのブログの記事を見て、コメントや写真から現地の人々の優しさや平和な雰囲気、落ちていく太陽が照らす島や海の景色を見て、期待値を上げて訪問してしまった。結果、期待外れで落胆してしまった。

もちろん、治安が安定しない国で訪問場所について調べる必要があるが、あまりネットの記事に頼らずに目的地を決めることを忘れないようにしようと思った。旅であるのに、いつも誰かの足跡を追ってもおもしろくはない。

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ティグレ島での思い出

やはり天候は、旅の良し悪しに影響することを再認識したのがこの島だった。特に島は天候が命といっても過言ではないだろう。快晴であれば散歩しても悪くないが、雨だとそれも出来ない。取り敢えず、お昼ご飯がてらにモトタクシー(アジアでいうトゥクトゥク)で隣の村に向かった。出来るのであれば、トゥクトゥクで島一周でもしたいと思っていた。

この島で一番栄えているアマパラ(我々が宿泊している場所)でさえ、レストランが2軒しかなかったのだから当たり前かもしれないが、隣の村に行っても何もない。海辺に面して小屋が何件かあり、レストランというべきか屋台のような場所で食事処があったが、雰囲気からどうも食欲が湧かない。取り敢えずコーヒーをオーダーしたが、豆のカスがたっぷり浮いている・・・そして甘い!!!基本何でも食べる僕でさえ一口でコップを置いてしまった。(笑)ある意味、このコオリティは記憶に残った。(笑)

雨は止む気配がなく、景色はどんより。

もはや、島一周の願望は無くなってしまった。屋台のおばちゃまにモトタクシーを呼んでもらい、アマパラに戻った。

何か美味しいものが食べたい。港の桟橋のすぐ横のレストランへ行ったが意外に高い。以下のプレートで500円以上しただろうか。記憶は曖昧だが、長期旅行者の僕らには厳しい値段だった。

ここのレストランの店員の態度が最悪であった。二人で一つのプレート、コーラを頼んだことが気にくわなかったらしい・・ナイフとフォークが一セットしかこなかったから、フォークを持ってきてとお願いすると、

「一プレートにフォーク2つ!!??」

と皮肉を聞こえるように言われた・・・(焦)何が問題なのか?ちゃんとしたレストランならまだしも、掘っ立て小屋のようなレストランなのに・・

この島には恐らく「縁」が無かったのだと思う。ウェイトレスの憎たらしい小娘は、今度はナイトクラブ並みに音楽をガンガンにボリュームを上げだした!!訳の分からない音楽を爆音で鳴らされ、もう我慢できない。我慢できず、小娘を呼んで音量を下げるようにお願いすると、不満な顔をしながら摺り足でいかにも面倒くさそうに戻り半分くらいに音量を下げた。

意外にも料理は美味しかったが、意味の分からない接客にドッと疲れた。長く旅をしていると、そこの土地が好きになるか、ならないかは運も影響するのだ。

因みに村にはメルカド(市場)もあったが、規模は小さく、コメドール(食事処)はなく、外にほんの一部軽食の屋台(ユカ(芋)とチキンなど)しかなかった。

夜になると、エル・サルバドルの名物であったププーセリア(ププーサ屋(分厚く焼いたトルティーヤ2枚の間にお肉や野菜が挟んである)があり、2夜連続でお世話になった。ホンジュラスの郷土料理でもあるのかもしれない。

僕らはププーサが割と好きだ。写真はエル・サルバドルのものだが、ティグレ島で食べたププーサも基本同じ。中身を野菜かチキンか牛肉の中で選ぶ。テーブルの上には、漬物のような野菜(ピリ辛)が置いてあり、自由にとることができる。

以上数少ない、ティグレ島での思い出だ。雨で景色は悪く、現地の人々との楽しい交流も無く、決して満足はできなかったが、これも「縁」であり、この島は僕らに「縁」が無かったのだと思う。

ニカラグアへ~インドを彷彿させられる~

2017年10月3日、ニカラグアのレオンを目指して日の出前に宿を出発した。距離的には大したことはないがボート、チキンバスの乗換が多く、日没前にレオンに着くためには朝一出発する必要があった。

また、僕らの各国恒例行事であるポストカードを出すため、サン・ロレンソニカラグアへ行くための経由する街)に行く必要もあったのだ。※ティグレ島には郵便局もポストも無い。

朝一のボートでコヨリトに向かおうと乗り場へ行ったが、約1時間は待ったと記憶している。ボートは人が集まり次第出発だった。

朝7時~8時の間に出発したと記憶している。

アマパラ→コヨリト 費用:約40レンピラ 所要時間:約10分

 

コヨリトに着くと既にチキンバスが待ち構えていた。

コヨリト→サン・ロレンソ 費用:約30レンピラ 所要時間:1時間以上はかかったと思う

まさかの郵便局休業!

サン・ロレンソに着くと、既に次のチキンバスの窓から「チョルテカ!!チョルテカ!!」とオジサンが叫んでいた。(チョルテカは国境までの次の経由地)しかし、僕らは郵便局に行くため街へと入っていった。乏しいスペイン語で色々な人に聞いて、1キロ以上重い荷物を持って歩いてやっとのことで着いたが・・・何故か1週間の休業で開いていなかった!

乏しいスペイン語で、郵便局以外に切手を買えるところがあるか色々な人に聞いた。文房具屋さんやコピー屋さん、その他諸々紹介してもらったが、結果、郵便局以外では買えないことが判明!重い荷物を抱え、汗ぐっしょりの中、1時間以上彷徨ったあげく・・世界一周9ヶ国目にして早々ポストカード郵送が出来ずに終わってしまった!でも、この過程で10人以上のホンジュラス人と触れ合い、みな丁寧に教えてくれた。道を聞いたあとに我々が迷っていると、自転車で追いかけて来てくれて案内してくれた人もいた。

すべての国からポストカード郵送は目標ではあったが、さすがにそのために約1週間延泊することはできない。今回は残念だが諦めた。

大通りに戻ると、タイミング良くチョルテカ行のチキンバスの窓からオジサンが呼び込みをしていた。飛び乗ると、満席のギュウギュウ!汗ぐっしょりの中、エアコン無しはかなりきつい。

サン・ロレンソ→チョルテカ 費用:約50レンピラ 所要時間:1時間程度(おそらく)

チョルテカのバスターミナルに着くと、インドを思い出す光景が目の前にあった。暑くて朦朧としている中、砂埃は舞い、バス、人が入り乱れ、カオス状態だった。インド同様、逃げ場が無い。その状況は2010年の夏に訪問したインドニューデリーの電車の駅の前のカオスを彷彿させるほどだった。12時くらいに着く、取り敢えずお昼にしようとレストランを探すが涼しそうな場所なんて見当たらない。入ったレストランは混沌とした通りにあり、暑くて身体は休まることはなく、料理はおいしくない・・コーラが一番美味しかった。

ご飯を食べている間に、国境行のバスをチキンバスのオジサンから案内されて、食べ終わると同時にチキンバスに飛び乗り、ギュウギュウ詰めのまま国境へ。汗グッショリでさすがに疲れていたのだが、国境手前でチキンバスを降りると4人の客引きたち(人力車、換金)に囲まれた。しかし、ここの客引きは激しかったが、諦めも早かった。

人力車のオジサンは日本語で

「私があなたをお連れしま~す!!!」

と満面の笑みで言われた時は、笑ってしまった。2USDで国境まで連れて行ってくれるらしい。しかし、、、国境は目の前だ!(笑)しかし、この人力車はけっこう稼働していた。現地の人々は意外と乗っているのだ。税関での出国手続きを済ませ(出国税無し)、いよいよニカラグアへ!

国境の橋は日本が支援したらしい。

この国境も川で区切られていた。

2017年10月3日、この橋を渡りニカラグアへと入国した。ホンジュラスではわずか2泊と短い滞在となり、しかも宿泊したのはティグレ島のみ、通った街も南部のみと国のほんの一部しか見ていないので正確なことは言えない。しかし、見た限りで言うと、インフラはまだまだで道路はボコボコ。アスファルト塗装されて道も多いことや、街のそこら中にゴミが散乱しているところから推察して、公共事業にお金が回っていない未発展な国だと感じた。首都テクジガルパはどうなのか?気になった。

人々はエル・サルバドルに比べてフレンドリーではなかった。パナマで出会ったメキシコ人の自転車旅行者もホンジュラス人に対して、同じ意見を持っていた。理由は分からないが、エル・サルバドル人との差は明確だった。

ホンジュラスは北部一帯、カリブ海に面している。西部の一部の地域は、マヤ文明のエリアとなりコパン遺跡なども観光地もある。エリアによって人種も異なるはずだから、一口には言えないが部外者に対して心を開かないという国民性なのかもしれない。

ニカラグアでは良い出会いが欲しい。期待したいと思う。

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