明日ちがう屋根の下

夫婦世界一周3年半の旅!73の国と地域へ訪問!大まかな旅路→フィリピン留学→オーストラリアワーホリ→NZからアラスカへ渡り陸路でアルゼンチン最南端ウシュアイアへ→南アフリカから陸路でエチオピア→キルギスから陸路でヨーロッパ→中東→南アジア→東南アジア→中国→韓国→帰国!

マケドニアで鱒をいただこう!!【世界遺産オフリド】

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今日8月30日で日本を出て2年7カ月が経ちました。現在43ヶ国目!南東ヨーロッパのマケドニアに入国。長く旅をしていると次の目的地で『何が見れるか』というよりも、『何が食べられる』かが気になってきます。基本はローカルフードを食べているのですが似たような料理が続くとやはり飽きるもので…イスラム系の国々(中央アジアや中東の国など)では豚肉が欲しくなり、肉料理が続けばやはり新鮮な魚が欲しくなるのです。

アルバニアで次の目的地を考えているときに、マケドニアのことを検索すると、見所はオフリド(Ohrid)と首都スコピエ(Skopje)とのこと。そして、ヨーロッパ最古のオフリド湖を有するオフリドの街はなんと世界に28か所しか存在しないという『世界複合遺産(自然遺産+文化遺産)』であり、透明度の高い湖や歴史ある街並みが見られるということで興味を持ち始めました。しかし決定打になったのは、「オフリドで鱒が食べられる」という情報。しかも、レストランではなくて魚屋さんでグリルしてくれるので、安く食べられると!我々、『魚』と『安い』が大好物なのです。

 

アルバニアの首都ティラナから朝9時のバスに乗り、15時前にオフリド着。宿に着くなりオーナーに魚屋で焼き魚が食べれると聞いたから行きたい!と言うと、すぐに場所を教えてくれました。長時間バス移動の疲れも鱒のためなら、なんのこんの。口の中は既に魚モードです。

宿のHouse Kostoskiからほんの1キロ。徒歩圏内です。バスターミナルから湖に向かって真っすぐ歩くと、下の写真のお店が右手にあります。魚屋の周辺にはスーパーが3件。付け合わせの食材もここで買えます。

中に入ると、オバチャマが一人。英語は話しませんが親切に対応してくれます。写真左手のグリルで買った魚を焼いてくれます。(30分程必要)基本はテイクアウト専門ですが、お店の外には小さなテーブルとイスがありそこでも食べてもよいとのこと。(食器はないので自分たちで用意する必要あり)どうしても焼きたてが食べたかった私たちはその場所を借りることに。

魚の手前に書いてある値段は1キロ分の値段。ちなみにマケドニアの通貨はディナル(Denar) ※ 1Denar ≒2.1円(2018年8月30日現在)

3種類あったのでそれぞれ1匹ずつ注文。下の魚は...何だったっけ。

   鱒はピンクとブラックがありましたが、ピンクの方を注文。

この魚も1匹注文。名前分かりません。

焼き上がりを待つ間、向かいのスーパーへ買い出しに。「新鮮な魚が食べられる!!」と、気分は最高潮!!

ビールはもちろん、オリーブやピラフ、そして醤油を購入。長い海外生活で既に醤油の味を忘れていた私たち。もう最高です。しかも、マケドニアの物価は安い。

写真の魚3匹で360ディナル≒760円。ビール1本=30~35ディナル、醤油1瓶=42ディナル、ピラフ200g=44ディナル。全部で1,000円ちょっとぐらいでしょうか。

因みに魚のトレイの端にある細切れは魚の肝焼きです。オバチャマのサービスです。

焼きたての鱒の味はひときわうまい!他の魚もうまい!ビールもうまい!透明度の高い綺麗な湖で取れた新鮮の魚だからでしょう臭みが全くありません。安心して完食しました~!ちなみに小さい魚は鮎に近い味と食感でした。

長期旅で南東ヨーロッパを旅する皆さま。お肉料理ばかり食べていて、魚が恋しくなっている皆さま。醤油の味を忘れかけている皆さま。ここには全てがあります。是非、オフリドで安く美味しく鱒を堪能してください!

まだ世界遺産の湖は見ていません。明日観光してきます。食レポのお付き合いありがとうございました。

※翌日、周辺に別の魚屋を見つけてそこで持ち帰りしました。グリル代が50ディナルしたので、上記の店の方が安いかと思います。

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