明日ちがう屋根の下

夫婦世界一周3年半の旅!73の国と地域へ訪問!大まかな旅路→フィリピン留学→オーストラリアワーホリ→NZからアラスカへ渡り陸路でアルゼンチン最南端ウシュアイアへ→南アフリカから陸路でエチオピア→キルギスから陸路でヨーロッパ→中東→南アジア→東南アジア→中国→韓国→帰国!

首都スコピエ【マケドニア】散策

世界遺産でありヨーロッパ最古の湖であるオフリド(Ohrid)湖と鱒を堪能したあとは、9月1日に首都スコピエ行きのバスに乗った。(運賃490ディナル+バスターミナル入場料30ディナル!!)この30ディナルにははめられた。バス会社はターミナルの中に1社、外に1社あり、外の方がスケジュールが多いのと10ディナル安いため外の会社を選んだのだが、入場料を取るとはおもっていなかった。(チケット売り場のオバチャマは一言もそのことを教えてくれない)

[quads id=3]

※1ディナル≒2.1円

それはともかく、僕たちは12時45分のバスに乗り、首都スコピエと向かった。バスから見える景色はのどかで平和そうだった。イスラム教徒も約30%いるこの国は、モスクが所どころに見えてくる。モスクを見ると何か嬉しくなるのは何故だろう。イスラム教が好きな訳ではないけど、あの丸い天井の形がどこか心を和ませてくれるのかもしれない。

16時20分にスコピエのセントラルバスステーションに着いた。今日の宿はここから徒歩圏内。ほんの10分ほどだ。受付の若い小柄の男性はトルコ出身と聞いてほんの2週間前に旅したトルコを懐かしく思った。旅を通してトルコの影響力が広大な地域に及んでいたことがよく分かった。東はイランに約3,000万人のトルコ系、西はここマケドニアにもいる。オスマン帝国の影響はとても大きい。

そのトルコ人のマフメドが地図をもとに見所を丁寧に教えてくれたため、ディナーがてらにすぐに外出した。

街中には豪勢な建物も多い。凱旋門を通ると街の中心地に入る。

石造り橋を渡ると大きな要塞が見えてくる。(入場無料)落書きされまくっているのが残念。

要塞からスコピエの街を一望できる。

景色を楽しんだあとは、紀元前350年頃大活躍した古代のヒーローアレキサンダー大王の銅像を見て宿へ戻った。

アレキサンダー大王の活躍した古代マケドニアギリシア人が造った国として、ギリシアマケドニアの国名を批判して、国名を改名するようにずっと抗議してきたようだ。その影響でマケドニアギリシアから経済制裁NATOEUへの加盟を拒否されているというから、困った問題だ。最近両国は、マケドニア北マケドニアへの改名で合意したとのニュースが流れていた。過去の英雄の子孫は俺だ!!と両者譲らなかった戦いが20年以上続いていたらしい。

翌日、コソボ(Kosovo)行のバスが14時だったため、午前中に少し観光してきた。マザー・テレサの記念館を訪れた。ここスコピエ出身のマザー・テレサノーベル平和賞を受賞した偉業を達成したひとだ。人生のほとんどをインドの貧者、病気の人々への捧げた偉大な人だ。マケドニアに来るまで存在を忘れていたが、奇遇にもマケドニアに来ることによって存在を再確認した。(笑)

スコピエ滞在の最後にバザールによって買い物をした。久しぶりのバザールに喜びを覚えた。中南米では毎日のようにバザールにいって買い物しては自炊していた。バザールの人々も優しくてほっこり。

バザール内にあるパン屋も店員もおっとりしていて、優しい。マケドニアののんびりした雰囲気が好きだ。とても居心地が良い。

14時。バスは出発しヨーロッパで一番新しい国コソボ(Kosovo)へと向かった。暑い車内で汗をかきながら2時間15分でコソボの首都プリスティナ(Pristina)に着いた。国境も車内でパスポートを渡すだけ。あっさり入国できた。

2008年にセルビアの支配から独立を果たした新しい国で、92パーセントがアルバニア人の国のコソボ。また、人口約200万人の内70%が35歳以下という超若い国のコソボがどのような国か見るのが楽しみだ。

世界一周ブログランキングに参加しました。宜しければクリックお願いします。

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村