明日ちがう屋根の下

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ジョードプルの要塞メヘラーンガル砦 岩山にそびえる壮大な城は必見!

※2019年1月28日の記事です。

砂漠近くに位置するジョードプルの朝は寒い。つい最近まで滞在していた南インドでは暑くて上裸で部屋にいると、蚊に刺されて止むを得ず汗をにじませながらも、Tシャツを着なければならなかったのが鬱陶しかったのだが、今では部屋の中でもウルトラライトダウンを着ている。

でもここは砂漠の入り口の街ジョードプル。日陰は寒いけど、一旦外に出れば気持ちの良い晴れ間が広がっている。太陽を浴びに朝起きたら取り敢えずテラスに行くと、目前にどでかい要塞が現れた!!近いとは思っていたけど、めっちゃ近いやん!迫力がすごい。これがインドの誇る城塞の一つ、メヘラーンガルの砦だ。

1459年にラーオ・ジョーダ王がマールワール国の新都ジョードプル(ジョーダの町)として建設した砦だ。

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今回泊まっている宿のバプヤム・ヘリテージは立地も抜群ということを今更知った。寒くてなかなかベッドから出れなかったが、観光気分が一気に高揚してきた。

10時頃宿を出発して、迷路のような道を適当に登っていくと10分くらいで入口に着いた。

女子高の修学旅行なのか?50人くらいのキャピキャピのインドガール達が賑やかに入場している・・・絶対セルフィーしまくるやろうな・・・追い越そう!!と二人で速足で彼女らを追い抜く。

ゲートをくぐると、チケットオフィスが左手にある。入場料:一人600ルピー(約960円)カメラ撮影料は100ルピー(約160円)。学生は400ルピー(約560円)オーディオガイドも無料で借りられる。(日本語版あり)

※パスポートか車の免許証などのIDを預ける必要がある。受け取りは博物館の出口にて。

こちらがチケット。坂を登ったところから博物館の入り口があり、そこで提示を求められるので無くさないようにしよう。

しばらく坂を上がっていき、ローハー・ポールという鉄の門をくぐると手形の浮彫が両サイドにある。これは、マハラジャ(王族)のマーン・スィンが死んだときに殉死した妻たちの手形らしい。手を合わせてみたが、手がとても小さいことに気付く。

博物館の建物。きめ細かな建築様式がうかがえる。

像とライオンのミックスのユニークな模様が興味深い。

優雅な模様。

タハット・マハル。(タハット・スィン王(在1843年~73年)が好んだ宮殿)部屋はとても華やかだ。上にあるクリスマスツリーに飾るようなカラフルなボールは、イギリス支配下になったときに飾られた。イギリス支配下の時代は戦争も無く平和だったらしい。 

ステンドグラスもあるが、ヨーロッパの教会に比べると華やかさに欠ける。建築技術、華やかさはイスラム、キリスト建築には及ばなかったようだ。

ここが博物館の最後。ここを出る時にオーディオガイドを返却しパスポート(ID)を受け取ろう。

メヘラーンガルの砦から見えるブルーシティ。青いと言えばけっこう青いが、半々と言ったところだろうか。虫除けのために青く塗り始めたとのことだ。カースト制度の上の身分の家しか、青く塗ることを許されていなかったが、今では誰でも自由に塗ることができる。

気味の悪い、マハラジャの人形たち。

メヘラーンガルの砦から、今もマハラジャが住んでいるウメイド・バワン宮殿が見える。博物館として公開しているようだ。

博物館のフーカ(Hookah)の横で座っていたオジサンが木陰で休んでいた。何か絵になる。因みにフーカは水たばこを吸うためのパイプだが、ここらの地域ではアヘンを吸う習慣がある。今でも一部の人たちの間では、結婚式などの大事なイベントで吸うらしい。

オーディオガイドを聞きながらのんびり回って、全行程で約3時間だった。博物館を出た後、砦を出る前に寺院に行く道は景色も良くてお勧め。

チャームンディー・デーヴィー寺院は戦いの神でもあるチャームンディーという女神を祀っている。

ジョードプルに来て、メヘラーンガルの砦に行かない人はいないと思うが、一見の価値があった。日本語版のオーディオガイドもあり理解も深まるのも嬉しい。

以上、ジョードプルのシンボル、メヘラーンガルの砦の投稿でした。

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