スリランカのヘソ@ジャングル【シギリヤロック】
アーユボーワン(シンハラ語でこんにちわ)。早くもスリランカ6日目。今日はスリランカのヘソ(勝手に呼んでいるだけ)のシギリヤロックへ観光。※シギリヤロックが見えるピデュランガラ(Pidurangala)に登り、シギリヤロックを見る。
久しぶりに早起きして7時にホステルを出発し、トゥクトゥクで電車の駅へ。というのも明後日の朝にエッラ(Ella)行の2ndクラスを予約したかったが、既に売れ切れ。
※売れ切れではなく、2ndクラスも3rdクラスどうよう当日窓口でしか買えないということが1/13に駅員に確認して分かった。これが常にそうなのかは不明)
1stクラスは高いため聞いていない。ということで当日券で行くことにしよう。(エッラ行の詳細は別の記事「僕たちはやっぱり山派かな【エッラ(Ella)】」にて)
さてシギリヤロックの拠点となるダンブッラへバスで向かう。バスターミナルは駅の道路渡ってすぐそこ。
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ダンブッラ行きたいと尋ねながら歩いていると、バス関係のおいさんや通りすがりのおいさんからあっちだ、こっちだと案内されようやく辿り着くと、バスは既にスタンバイしていた。朝8時10分出発。220ルピー(約72円)、約2時間。
ダンブッラに着くなり、2人の兄ちゃんが「こんにちわ」と近づいてきた。1日チャーターを進めてくるが、バスで行くと断る。次はホステルはどこ?ときたので、携帯のマップを見せると、「ノーウォークディスタンス!!トゥクトゥクディスタンスーー!!」と付いてくる。(笑)
確かにそうかもしれない。結局、200ルピー(約120円)で乗ることに。ぽっちゃりしてる兄ちゃんは、最後に「にひゃくごじゅう」と優しくツブヤイタので、「二百」と念押しした。(笑)トゥクトゥクに乗る間際に、「エレファント?シギリヤ?ケーブ?」とぽっちゃりしてる身体を上下に揺らしながら、両手を広げて勧めてくるが、「ナァー(シンハラ語でいいえ)」と断った。スリランカ人の客引きは強引に来ないし、笑顔もあるし優しいから好きだ。
2~3km中心地から南に行ったところに今回の宿がある。
Reveen hotel
ダブルベッド(シャワー&トイレ付)Wifi(遅い)キッチン無し 朝食・晩飯は有料7USD/泊 外観は古いけど部屋・バスルームは綺麗で広い。近くに売店や食堂もあるので、悪くない。
宿に着いたのが早すぎたので、荷物を預けてピデュランガラ(Pidurangala)へ出発!宿の前の大通りからバスに乗り、シギリヤ行きのバス停へ。(一人15ルピー(約9円)
バスを降りると、次は別の兄ちゃんが「こんにちわ」・・・そんなに日本人の観光客いるのかなあ?「どこへ行きますか?」また日本語で話してくる。彼のボキャブラリーはここまでで、僕が「お名前なんですか?」と聞くと、目をキョトンとして固まってしまった。そうだよね。日本語なんて話す訳ない。
彼は「サハー」という31歳で同い年で、営業熱心だった。バスで行くと言うと、ここから乗れるよ、と一旦どこかに行ってしまったが、すぐに戻って来て、「シギリヤロックに12時15分にお客を迎えに行かなきゃならないんだ。ついでだから1500ルピーのところを500ルピーで連れてってあげるよ。」
約20kmを500ルピー(約300円)は悪くない。バスで行くとピデュランガラ(Pidurangala)の約3km手前で降りて、歩きかトゥクトゥクに乗る必要がある。ホテルの主人はトゥクトゥクで150ルピーで行けると言うが、どうせ200~300ルピーになるのが落ちだと思い、サハーのトゥクトゥクに飛び乗った。
改めて、トゥクトゥクは良いと思った。景色が良く見えるし、風が心地よい。サハーは営業熱心のため、道中いろいろ説明してくれる。国の花である蓮がたくさん生えている池を見せてくれたり、田んぼの方を見て「あそこの木に寝床があるだろ?あれは象が稲を食べに来た時に、花火で追い払うために稲刈りシーズンの2,3ヵ月監視するためのものだ。きつい仕事だよ」話しによると、象はかなり危険らしく、多くの地元民が命を落としているらしい。
僕らが売店に寄りたいというと、快諾してくれた。ピデュランガラ(Pidurangala)の登頂ようの食料と水を買い込んだ。サハーは営業熱心で、エレファントサファリはどうだ?と聞いてきたが、さらりと流した。次は、帰りはどうだい?迎えに来るよ。と営業されるが、バスに乗りたいとまたさらりと流した。すると、営業見込み無しと見られたのか、残り2kmの所で彼は「ここから歩いてエントランスまで行けるよ。」僕らを降ろそうとしてきた。あきらかに冷たくなった。(笑)結局残り500mくらいのとこで降ろされた。残り2kmくらいから道がデコボコになったから走りたくなかったのかもしれない。お金を払う時には、エキストラは?とごねるので、「ストゥーティ(シンハラ語でありがとう)」と笑顔で去った。
少し後味が悪い空気だったが、正直こういうのには慣れている。こういう時は、足早にその場を退散するのが一番だと経験上思う。さて、エントランスに着いた。亜熱帯地域の木はどでかい。
あたりには、おサルさんたちがたっくさんいる。髪型がぼくよりお洒落だ。
ここから仏教徒の聖域に入る。この門をくぐると受付がある。一人500ルピー(約300円)寺の中は土足厳禁。寺を抜けて山道に入るまで。
登山は約30分くらい。大きい岩の横を通り抜ける。
涅槃像(ねはんぞう)には触ってはいけない、座ってはいけない、背を向けてはいけないと書いてある。仏教徒の人たちは頂上まで靴を脱いで歩いていた。(観光客は靴を履いて問題無い)
狭い道を通る。
木と岩がくっついている。
ここがラストステージ。なかなかスリルがあって楽しい。
ようやくシギリヤロックが顔を出した。なんかアフリカ、ウガンダのトロロックに少し似ている。
ピデュランガラ(Pidurangala)もシギリヤロックに負けず素晴らしい場所なはずだ。シギリヤロックも神聖な場所で壁画があったり素晴らしいところだと聞いているが、入場料5000ルピー(約3000円)はやりすぎだ・・
ピデュランガラ(Pidurangala)からの景観は360度ジャングル。日差しが少し暑かったが風が気持ちよかった。スリランカの大自然が見れて満足。
帰りはダンブッラ行のバス停まで200ルピーであればトゥクトゥクで行こうと交渉したが、300ルピーが最低ということでやむなく歩くことに。日陰はそんなに暑くないが、日本の夏のように湿気があり汗がダラダラ垂れてくる。すると後ろからトゥクトゥクが来て、150ルピーで乗せてくれた。やはり流しの方が安くなる。ありがたくバス停までトゥクトゥクで。バス停に着くと、見事にバスがスタンバイしていて飛び乗った。一人40ルピー(約24円)
お昼ご飯はいつもの野菜カレーとチキンカレー、そしてヨーグルト。(590ルピー(約354円)※二皿分
因みに夜は宿の近くの食堂でパインジュースとスリランカ料理Kottuを食べた。パインジュース(100%生絞り)200ルピー(約120円)、Kottu300ルピー(約180円)と少し高め。
Kottuはロティというスリランカのパン(薄くて円形)をみじんにして炒めたもの。チャーハンのような味だ。味は正直普通。可も不可もなくといったところか。カレーの方が断然美味しい。
ちょっとした出会いもあった。隣で食事していたコロンボ出身のまん丸したオジサンから一口お酒をいただいた。スリランカのお酒アラックかと思ったら、ハンガリーのお酒をどこかで買ってきたらしい。「ホンダイ!(シンハラ語でおいしい)」と言うと、オジサンは喜んで「ニーハオマー」と笑顔だった。
スリランカではお酒を売るにはライセンスが必要で、一部のリカーショップかバーでしか手に入らない。お酒を飲みたい場合は街の中心地で地元の人に聞いてリカーショップを探そう。キャンディの話しだが、ブローカーには気をつけよう。スリランカの商品には製造時の値段が印字されているので、その値段の少し乗せているのが妥当な価格だ。
スリランカの人はけっこう英語が話せる人も多いため、交流が楽しい。食堂でのささやかな出会いで1日を終えたのでした。
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